楽記

笙 うた 奏者 大塚惇平のブログです。

12/18 蔡怜雄+大塚惇平 live at hako gallery

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日にちが迫っておりますが12月18日、イランの打楽器奏者の蔡怜雄くんとのデュオです!このデュオでの演奏を始めて一年ちょっとだと思いますが、だいぶ深まってきております。今回も即興演奏を中心にしようと思っていますが、所々新たに仕掛けを作っていこうと思います。即興演奏による瞑想的な時間を共有できればと思います。

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『蔡怜雄+大塚惇平 live at hako gallery』
ペルシャ音楽の打楽器奏者、蔡怜雄と、雅楽の笙の演奏家、大塚惇平によるコラボレーションライブです。

毎回二人での演奏は即興演奏を中心に構成していますが、
今回は色々な仕掛けをしていこうかとおもっています。

今回もどのような「響きの場」を皆さまとつくっていけるか、楽しみにしています。

蔡怜雄
http://leosai.tumblr.com/

大塚惇平
http://ohtsukajumpei.com/

【日時】
2016年12月18日(日)
開場:18:30 開演:19:00

【場所】
代々木上原 hako gallery 2F
http://hakogallery.jp/

【料金】
前売・当日共に 2,000円 お茶付き

【ご予約・お問い合わせ】
人数把握のためご予約は、大塚 ohtsukajumpei@gmail.comまでお願いいたします。当日の飛び込みでのご来場も歓迎です。

11/28 高円寺Grain クルムスの鼓動Vol.1

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直前になってしまいましたが28日即興ライブです!青ヶ島出身のドラマー、叩き手、荒井康太さんの企画に出演します。皆さんとは初共演なので、とても楽しみにしております。詳しくは下記を。よろしくお願いします!

11/28(月)高円寺Grain
クムルスの鼓動vol.1
19:00open 20:00start
1800yen+drink

横山祐太(tp) from 札幌
大塚惇平(笙)
村田直哉(ターンテーブル)
直江実樹(短波ラジオ)
長井望美(人形遣い)
荒井康太(ds.per)


札幌からトランペット奏者 横山祐太さんを招いて。独自の世界観で活躍を続けるアーティストたちの一夜限りのセッション。

トランペットと笙!?短波ラジオ!?
ターンテーブル!?人形遣いまで!?

楽しく、不思議な夜になると思います。

荒井康太


高円寺Grain
http://grain-kouenji.jp/
高円寺駅徒歩2分!ワールド&アコースティックミュージック、様々な表現スペース!
東京都 杉並区高円寺北3-22-4 U.Kビル2階
tel03-6383-0440

【笙の稽古場】

f:id:ohtsukajumpei:20161119202245j:plain【お稽古場ひらいております】

大塚個人の笙の稽古場の情報です。

笙を吹いてみたい方、ぜひどうぞ。グループでのお稽古です。

■日時・場所
月2回 19:00〜20:30
場所 都内山の手線沿線(詳しくはお問い合わせください)
*基本的に月2回、水曜夜の日程になりますが、参加者、講師(大塚)のスケジュールに合わせてフレキシブルに決めております。他の曜日がご希望の方などもいらっしゃいましたらご相談ください。ひとまず近々の日程につきましてはお問い合わせください。

■レッスン料
1回 3,000円 + 部屋代(500~1,000円程度)
*単発でのレッスン、ご都合の良い時のみのレッスンも可です。
*楽器をお持ちでない方の体験レッスンも受け付けております。

■楽器について
レンタルの楽器がございます。また、割引での楽器購入も斡旋します。詳しくはご相談ください。

■お問い合わせ先
大塚 ohtsukajumpei@gmail.com

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最近笙のお稽古をさせていただいていて、笙という楽器を通して音に向き合うこと、呼吸に向き合うことのおもしろさを実感しています。「雅楽」という切り口から笙を奏すること、「音」という切り口から笙を奏すること、どちらからでも、おもしろさがあります。みなさまとお会いできますこと楽しみにしております。

11/26 目白庭園 秋の庭園ライトアップイベント 演奏会

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PCの不調のため諸々滞っておりましたが、もう来週、26日の演奏会です。豊島区の目白庭園にて、ライトアップイベントに合わせまして雅楽古典の演奏になります。ネット上には記載がないのですが(ごめん!)芸大の後輩で若手実力派の笛吹き、〆野護元くんにゲストで出演していただきます。笙一管で調子を、龍笛と笙で古典、歌物もやります。最後即興も少しやるかな。お値段も据え置きですので遊びにいらしてください!

■日時
2016.11.26(土)[18:00~19:00(受付18:15)]

■場所
目白庭園 赤鳥庵

■出演

笙・歌:大塚惇平 龍笛:〆野護元

■参加費
1,000円(ライトアップ入場料含む)

■定員
60名

■申込方法
窓口で直接、または往復ハガキ、メール、FAXにてお申し込みください。

■申込・問い合わせ先
〒171-0031
豊島区目白3-20-18
mail:info-mejiro-garden@seibu-la.co.jp
TEL:03-5996-4810 FAX:03-5996-4886

詳しくは下記URLも御覧ください。

www.seibu-la.co.jp

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10/31キッドアイラックアートホール!

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昨日のキッドアイラックアートホール、無事終了しました。いやー…恩恵とはこういうことをいうものだと思います。(写真は徹さんのタイムラインから拝借させていただきました)

徹さんの入院前最後の公演、とにかく、今年は徹さんとの出会いがなければありえない一年でした。2月に東京に久方ぶりに上京、引越しをしたまさにその日、最初の共演のオファーを頂いたことを覚えております。

僭越なことを承知で申し上げれば、徹さんのような「在り方」で音を出し続けている本当の意味での「大人」の方がいらっしゃるという事実に深く癒され、また、多くを教えられました。初めてデュオをさせて頂いた長野の原始感覚美術祭のリハでは、徹さんの音のあまりの凄さに何もできなくなるという笑、幸福な打ちのめされも経験しております。

昨日も音出しの時も自分の顔のニタニタが止まらなくなり、あわや、と思いましたが笑、本番、なんとかお二人と場を共にできましたこと感謝しております。事前に決めたおおよその流れのメモを楽屋に置き忘れた時は、はっ!!!となりましたが笑。徹さんのいつにも増して、の、音のこと、ジャンさんの声、あり方、動き、お二人の歴史、そして、ヨーロッパということ・・・感じたことは多々ありますが、言葉になりにくいので、それはまた。

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そして、ジャンさんとの出会いからも多くのことを学びました。本番の前にジャンさんのジャンさん体操、気の道のワークショップにも参加し、すでに深く打たれていたのですが笑、本番後の打ち上げで、「どうしてあなたはそんなにハートがオープンなのですか?」とジャンさんに尋ねたところ、「私はそれをピナバウシュと大野一雄と野呂先生から教えてもらいました」とおっしゃられたのを聞いて、また深く打たれたのでした笑。ああ、こういう風に繋がっていくのか、と。

ワークショップ、本番で、ジャンさんと、身体と場を共有する中で、感じていたのはまさにそれでした。ジャンさんの一つ一つの身振りの中に、そのジャンさんが身を置いてきた場所の記憶が二重映しに映って、それがものすごくたくさんのことを教えてくれるのでした。ああ、成熟するとはこういうことなのだと。他者を眼差し、そこにひらかれるとはこういうことなのだな…と。

まだまだ書き足りないですが、とにかくお二人とまだまだ一緒に居たかった!まずは徹さんの12月の復帰、そしてジャンさんの来年8月の来日を楽しみにしています。徹さん、ジャンさん、そして来てくださったお客様の方々、ほんとうにありがとうございました。

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イランの打楽器 雅楽の笙 LIVE 代々木上原 hako gallery

久々の、れおくんとのデュオライブです。デュオでの演奏を始めてちょうど1年くらいになりますかね。
彼との演奏は即興演奏が中心です。彼との演奏は、スーフィーダルヴィーシュと演奏しているような心持ちになります。こんこんと湧き出る音の泉の底に降りていくようなイメージ・・・。
このデュオでの即興演奏の時間は、瞑想的な旅の時間です。ぜひ皆さま音による旅の時間を楽しみにいらしてください。

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ペルシャ音楽の打楽器奏者、蔡怜雄と、雅楽の笙の演奏家、大塚惇平によるコラボレーションライブです。

毎回二人での演奏は即興演奏のみ、で構成しています。

今回もどのような「響きの場」を皆さまとつくっていけるか、楽しみです。即興演奏の醍醐味を体感しにいらしてください。

蔡怜雄
http://leosai.tumblr.com/

大塚惇平
http://ohtsukajumpei.com/

【日時】
2016年10月23日(日)
開場:18:30 開演:19:00

【場所】
代々木上原 hako gallery 2F
http://hakogallery.jp/

【料金】
前売・当日共に 2,000円 お茶付き

【ご予約・お問い合わせ】

人数把握のため、大塚 ohtsukajumpei@gmail.com までご予約をお願いいたします。

【演奏会のお知らせ】私は私の身体に戻り 幕のたもとで あなたと眠る Thank you, Kid Ailack Art Hall

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10月31日、キッドアイラックアートホールにて、齋藤徹さん、ジャン・サスポータスさんとご一緒させていただきます。齋藤徹さんとは今年から幸甚にも何度かご一緒させていただく機会を頂戴し、とても色々な意味で勉強させていただいています。

こういった偉大な先輩方とさせていただく時、自分自身が道半ばであることにとても喜びを感じます。そういう「レベル」にある方々が、「何をみて」「何を求めて」いるのか・・・もちろん、舞台を見ることもそれを知る機会ですが、最上なのは、やはり共演させていただくことです。その時だけ、その同じ目の高さ、耳のひらかれ方の地平に立たせてもらうことができるからです。ありがたいことです。

実は恥ずかしながら、キッドアイラックアートホールには名前は聞きつつも一度も訪れたことがありません…。しかしそれでいいと思っています。「その次」に私自身が繋ぐべく、その場のエナジーを存分に吸収させていただければと思っています。
・・・という私情は別にして、絶対に面白い場になることは、確実ですね!是非、皆さま遊びにいらしてくださいませ!!

10月31日(月)
キッドアイラックアートホール

19:30開場 20:00開演
予約:3000円 当日:3500円
予約先: Tel:03-3322-5564  arthall@kidailack.co.jp travessia1027@gmail.com

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ジャン・サスポータス(ダンス)http://www.jsasportes.com
カサブランカ生まれ。1975年パリでモダンダンスを始め、79年ピナ・バウシュ舞踊団のソロ・ダンサーになる。世界中の劇場で踊り続け、ピナの代表作「カフェ・ミュラー」は以来35年400回を越える。ペドロ・アルモドバル監督作品「トークトゥーハー」(アカデミー賞受賞)では「世界で一番哀しい顔の男」と評される。「カフェ・アダ・ダンスシアター」主宰。俳優・オペラ演出・振付家・ワークショップなどで活躍。合気道から派生した「気の道」(野呂昌道が始める)をマスター。

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齋藤徹(コントラバスhttp://travessiart.com/
舞踊・演劇・美術・映像・詩・書・邦楽・雅楽・能楽・西洋クラシック音楽・現代音楽・タンゴ・ジャズ・ヨーロッパ即興・韓国の文化・アジアのシャーマニズムなど様々なジャンルと積極的に交流。ヨーロッパ、アジア、南北アメリカで演奏・CD制作。コントラバスの国際フェスティバルにも数多く参加。コントラバス音楽のための作曲・演奏・ワークショップを行う。自主レーベルTravessia主宰。

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大塚惇平(笙)http://ohtsukajumpei.com/
ヴォイスパフォーマンスの活動を通して笙の響きの世界と出会う。早稲田大学第一文学部卒業。音楽文化論を小沼純一氏に師事。田島和枝氏に笙の手ほどきを受ける。東京藝術大学音楽学部邦楽科雅楽専攻卒業。笙、琵琶、右舞、歌物を専攻。現在、笙、右舞、歌物を豊英秋氏(元宮内庁式部職楽部首席楽長)に師事。雅楽古典の演奏・研究をベースにしつつ、現代音楽や即興演奏、他ジャンルとの交流を積極的に行う。雅楽古典や他ジャンルとのコラボレーション企画、都内ギャラリーでの演奏、屋久島 益救神社、丹生都比売神社、高麗神社等の寺社にての奏楽奉仕等、精力的に演奏活動を行っている。