楽記

笙 うた 奏者 大塚惇平のブログです。

現代邦楽団体オーラJ 第35回定期演奏会

オーラJの定期演奏会に助演させていただきます!

もしよろしければ遊びにいらしてください。

私は「羽衣」に載ります。

現代邦楽団体オーラJ 第35回定期演奏会
『再発見 邦楽器の魅力』

2016年7月1日(金)19:00開演(18:30開場)
渋谷区文化総合センター大和田/伝承ホール

*JR渋谷駅から徒歩5分
公式HPよりアクセス:
http://www.shibu-cul.jp/access.html
全席自由:2800円

オーラJ  http://www.ora-j.com

f:id:ohtsukajumpei:20160616233622j:plain

f:id:ohtsukajumpei:20160616233851j:plain

水巡 〜トンバク・笙・ヴィオラによる〜 映像をば。

さて、目白、ゆうどでの演奏会「水巡」、1ヶ月後くらいに迫ってまいりました。この3人での演奏は、僕にとっても特別な編成で、いろんな意味で原点かもしれません。先日のリハーサル時に映像を撮りました。ぜひみなさま遊びに来てくださませ。

www.youtube.com

水巡 〜トンバク・笙・ヴィオラによる〜

【日時】 2016.7.9. Sat 17:30 開場 18:00 開演

【料金】 予約:2,800円 当日:3,300円 お茶付き

【場所】 目白 ゆうど http://blog.yu-do.noor.jp/

◯自然素材のお菓子 fil-vie の販売あり

【出演】
蔡怜雄 トンバク・ダフ・サントゥール・声 http://leosai.tumblr.com
大塚惇平 笙・声 http://ohtsukajumpei.com
佐藤公哉 ヴァイオリン・ヴィオラ・声 http://satokimiya.blog.fc2.com

【ご予約・お問い合わせ】
大塚 ohtsukajumpei@gmail.com まで、お名前、人数、ご連絡先を記載の上、お申し込みください。

2016.7.9. 水巡 〜トンバク・笙・ヴィオラによる〜

f:id:ohtsukajumpei:20160519232306p:plain

目白のギャラリー、ゆうどでの演奏会です。

ペルシャの打楽器奏者、蔡怜雄くん、表現hyogenを始め美術や演劇など様々な場所で活躍している、佐藤公哉くんを迎えての演奏会です。

会場のゆうどには井戸があります。「ゆうど」も古語で”湧き水”、”井戸”の意味です。

この3人は、佐藤公哉くんのTorus vil.の活動を含め、信濃国原始感覚美術祭や、様々な場所で活動を重ねてきました。

これまでは即興演奏が中心でしたが、雅楽の古典曲をモチーフにした楽曲や、それぞれの曲もやろうと思っています。もちろん、即興もやります。

この3人での演奏は、それぞれペルシャ、雅楽など、トラディショナルなルーツのある楽器だったりしますが、極論あまりそれは関係なくて笑、この3人だからこそ触れられる音楽の水源があるような気がして、それが大事なことのように思っています。

ぜひこの3人だからこそ耳を傾けられる音の訪れを聴きにいらしてください。

水巡 〜トンバク・笙・ヴィオラによる〜

【日時】 2016.7.9. Sat 17:30 開場 18:00 開演

【料金】 予約:2,800円 当日:3,300円 お茶付き

【場所】 目白 ゆうど http://blog.yu-do.noor.jp/

◯自然素材のお菓子 fil-vie の販売あり

【ご予約・お問い合わせ】

大塚 ohtsukajumpei@gmail.com まで、お名前、人数、ご連絡先を記載の上、お申し込みください。

5月14日 笙とトンバク 声のワーク

遅くなってしまいましたが、14日の声のワークショップの内容を決めました。

雅楽の中で伝えられてきた、宮廷の儀式歌謡の「神楽歌」の中から、「阿知女作法(あぢめのさほう)」の歌唱を体験していただき、その後、アメリカの作曲家ポーリン・オリヴェロスの著書「ソニックメディテーション 音の瞑想」から、「飛ぶことの自習」という声のワークをやろうと思います。

「阿知女作法(あぢめのさほう)」は、古代の儀式の息吹を感じられる、シンプルですが、とてもおもしろい声の出し方をします。オリヴェロスの声のワークは、呼吸を見つめることから、少しずつ声を出し、声を感じていく、少し瞑想的な音楽を体験していただけると思います。

「阿知女作法」と「飛ぶことの自習」・・・ちょっととっぴな組み合わせ、でもどこかつながっているように思います。音の中にある静寂を感じられるようなワークをさせていただければと思っています。ぜひ、みなさま遊びにいらしてくださいませ。ライブだけのご参加も、もちろん歓迎です。お待ちしております!

 

ohtsukajumpei.hatenablog.com

 

西新宿カルチャープラザ 雅楽 笙を奏でる

もうひとつ、カルチャーセンターでの笙教室の開講です。ほんとに、「ザ・カルチャー」な感じですが、やることは変わらず笑、笙のお稽古です。西新宿なので、都内の方にもいらっしゃりやすいかと思います。

第2・4火曜日の午前10:30〜の講座です。
こちらのサイトには出ていないみたいですが、無料の体験会があります。5/24の10:30〜です。笙をやりたい方、ぜひに。

よろしくお願いします◯

雅楽 笙を奏でる - 西新宿カルチャープラザ|新宿フロントタワー、新宿区、渋谷区、文京区、西新宿駅周辺で趣味・習い事をお探しなら

笙とトンバク Live & Workshop 代々木上原 halo gallery

f:id:ohtsukajumpei:20160417140743p:plain

来月の演奏会のお知らせです。ペルシャの打楽器奏者、蔡怜雄くんとのデュオです。怜雄くんとは去年から少しずつ回数を重ねていて、二人でしかできない「即興」のかたちを育ててきています。あまり普段こういった?音楽を聞かない方にも好評だったりするのが嬉しいところです。

さて、前回と同様、今回もワークショップつきです。怜雄くんは安定の?フレームドラムのワークショップ、僕は雅楽の歌と、声の即興のワークもひさびさやろうかなと思っています。また詳細が決まったらアップしますね。ぜひぜひ皆さま遊びにいらしてくださいませ。* 更新しました↓

笙とトンバク Live & Workshop 代々木上原 halo gallery

ペルシャ音楽の打楽器奏者、蔡怜雄と、雅楽の笙の演奏家、大塚惇平によるコラボレーションライブと、ワークショップです

かつてシルクロードを通じて出会っていたかもしれない、二つの楽器の調べをお楽しみください。

【ワークショップ内容】

* フレームドラム *
フレームドラムの基本的な叩き方、イランのリズムを覚えます。

* 声のワーク *
「神楽歌」から「阿知女作法(あぢめのさほう)」の歌唱を体験、その後、ポーリン・オリヴェロス「ソニックメディテーション」から、「飛ぶことの自習」

【日時】
2016年5月14日(土)
ワークショップ 開場:17:00 開始:17:30
ライブ 開場:18:30 開演:19:00

【場所】

代々木上原 hako gallery 2F

【料金】
ワークショップのみ:1,500円
ライブのみ:2,000円
ワークショップ&ライブ通し料金:3,000円

【ご予約・お問い合わせ】
ライブ参加希望の方は下記のfacebookページで参加ボタンを押していただくか、そのまま予約なしでいらっしゃっても結構です。ワークショップ参加ご希望の方はフレームドラムの数の確認のため、rezidents@hotmail.comまでご予約をお願いいたします。

笙とトンバク Live & Workshop 代々木上原 hako gallery

カルチャーで笙を教えるということ

カルチャー大宮、一回目の講座がお陰様で無事終了しました◯

一般の雅楽会や、お稽古場も世の中にはたくさんあるのに、自分がカルチャーで、雅楽を、笙を教える意味ってなんだろう…と考えた時に、僕の場合、「響きとか、音の世界というのはとても奥深いということを知って欲しい」「そういうものが日本の伝統や、雅楽の中にあるということを知って欲しい」ということなのだと思います。

自分はいわゆる「邦楽の人」でも、「雅楽の人」でもないな…と思った時に、たぶん、現代の社会の中で自分みたいな人間が笙に惹かれ、続けているということ自体に文脈、意味があるのかなと思っています。それは、「そもそも響きってなんだろう」とか、「人間ってなんだろう」笑、っていうもっと大ぶりな地点かもしれません。

しかし、それも、今の先生や、雅楽の世界で活躍されている諸先輩方に恵まれているという、「雅楽の世界」との繋がりというベースがあるからこそ、立っていられる、立とうとすることのできる場所なのだと思います。そのことには本当にとても感謝しています。

僕は割と、ばーん、っと笙に衝撃的に笑、出会ってしまった、そして色々ありつつも(すごくとてもたくさん笑)続けてきたたちなので、そういう場所から、皆さんにシェアできることはたくさんあると思います。「境界」に立っているからこそ、通訳できることがたくさんあると思っています。

雅楽は、やってみて、分かることがたくさんあります。ほんとに。響きを実際に体感すること、その体感から、伝統ってこういうことかなあ、とか、人間ってこういうことかな笑、とか、発見がたくさんありますね。

特に、人間にとって「音体験」ってなんだろう、ということを考えた時に、笙はわりとユニバーサルな、普遍的な体験を与えてくれる楽器だと思っています。「伝統」にはそれだけの重みがあります。

・・・と、書ききれなくなるので、ぜひ皆さま笙を吹きに来てください。持ち帰りでの笙のレンタルも実施しております。個人的には、ぜひ身体表現をされている方や、アートの関係の方に体験していただきたいと思っています。詳しくは以下のリンクから。皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。(途中からの受講も可能です)

雅楽 笙を奏でる:よみうりカルチャー大宮:よみうりカルチャー(読売・日本テレビ文化センター)