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楽記

笙 うた 奏者 大塚惇平のブログです。

【笙の稽古場・最新情報】

活動について 笙の稽古場情報

ちょっとお稽古場の情報をまとめます!

お稽古を通して、「笙」を中心にいろいろな人が集まるサロン的な場になればいいと思って活動しています。「笙」や「雅楽」へのポータル的な場所にもなればと。というわけで、こちらもちょくちょく定期お知らせや、様子をご報告していく予定です。笙をやってみたい方はぜひ参考にされてください。

1.大塚個人のお稽古場
基本月2回水曜夜19:00~ですが、講師の大塚、生徒さんの都合に合わせてフレキシブルに決めています。詳細は以下。今はアートとか身体表現的な雰囲気?になっております。とてもフランクな雰囲気です。 

ohtsukajumpei.hatenablog.com

 

2.よみうりカルチャー荻窪
安定のよみうりカルチャーです。第2、4木曜日19:00~。経験者の生徒さんが多いです。もちろん初心者も大歓迎。ゴールデンウィークには親子向けの雅楽、笙のワークショップも検討中です。少し前に地元荻窪のタウン誌にも掲載いただきました。お稽古場の様子の写真もアップします。

雅楽 笙(しょう)を奏でる:よみうりカルチャー荻窪:よみうりカルチャー(読売・日本テレビ文化センター)

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3.産経学園カルチャーセンター新百合ヶ丘
4月から新たに開講する講座です。第2、4水曜日10:30~。こちらは午前中の講座になります。

www.sankeigakuen.co.jp

 

ひとまず以上になりますが、みなさまのご受講をおまちしております!

映画『蹄』予告編公開

演奏のお知らせ 活動について

www.youtube.com

先日もお知らせしました、私が劇中曲を担当した映画『蹄』、予告映像が公開されています。笙の音色が響き渡っておりまするぞ!クラウドファンディング、終了まであと3日ですが、最後の一押し、目標金額達成へ向け皆さまのお力添えを賜ることができましたら。なんと一口1000円から。何かを応援するのって、すごくエネルギーをもらうことだと思うので、どうぞよろしくお願いいたします!!クラウドファンディングのページは以下でございまする。

motion-gallery.net

笙の演奏について 雑感①

活動について 思うこと 感じること

先日イランの打楽器奏者の蔡怜雄くんと映像を撮りまして、また、近々にミニアルバムのようなものをリリースできそうです。しばしお待ち下さいませ。

で、作曲について雑感。私は何回か「作曲」を試みてきたのですが、なかなかできない、というか、モチベーションがない。では、と出来の良い自分の即興演奏を完コピするか、とも思いましたが、これもやってみると、やはり即興演奏は、再現してもダメなんですよね。やはり、それは「その時と場」の音なんですよね。

僕は古典も、五線譜で記譜されている、どちらかといえばアカデミックなものも、大好きですし、バンバンやりたいのですが、そのことはまた書くとして、

やはり、最初に自分が受けた笙のイマージュのようなものを僕自身が「聴きたい」というのがあります。でも、それを現実の世界で「聴く」ためには、そのための「うつわ」がある程度欲しい。

ところで、雅楽もそうですが、アジア的なポリフォニーって、ある一つの「うた」を、それぞれ違う楽器がそれぞれ違うようにやっている、それをたまたま一緒にやっているだけですよ、という感じをすごく受けるのですが(笙、篳篥龍笛の三管合奏とかまさにそうだと僕は感じますが)、

その「うた」の部分、根源的に音が音がになる前の、まだ目に見えない、耳に聞こえないある種の運動性をお互いに共有して、それをその都度その都度それぞれのやり方で音にする、という形で、ある種の「曲」にすることができないか、と思っています。

だから、その「曲」ないし「うた」は、笙一管で演奏してもいいし、他の楽器がいろいろ入ってきてもいい。「かたち」はどんなでもいい。けど、ある一つの「うた」を共有している、即興的な枠組みを一つの「かたち」として提示できないかなあ、と。

じゃあその「うた」を具体的にどういう風に共有しよう、というのはあって、これからいろいろやろうと思っていますが、キーを決める(あるいは特殊な音階をつくる)、図形譜を用いる、楽譜としての「詩」を書く、雅楽の曲目でよくあるように、そこ曲独特の「手」だけはきちんと決める、など。

そういう試みを、れおくんとこれから本格的にアルバムを作る中で試みられればなあ、と思っています。

長くなりますが、最後に私の覚書として。少し前に、上野の不忍池の弁天堂の縁日の法要に参列したのですが、その際にお坊さんと参列者の有志が般若心経などを唱えていました。

たまたまそこに集まった人がたまたまそれぞれにいちおう同じようなペースでお経を唱えているだけだし、もちろん「音程」はそれぞれ適当である。けれど、そこに「全体」が鳴っているという感覚がすごくある。個人個人が独立してただたまたまそこに集まって淡々と音を出している。一緒に唱えましょう、みたいなベタベタした感じもない。ただその場を共有しているという感覚だけがある。ああ、これがすごくアジア的なポリフォニーなのだなあ、と思いました。集しては散ずる、ただそれだけの中にすごく美しいものがあるなあ、と思ったのでした。俺はそういうのがいいな、と何か淡々と思った、というお話でした。

1/30ワテラスコモンホールでの動画をアップしました。

演奏ご報告 活動について

先日のワテラスコモンホールでの演奏会の動画をアップしました。

まずは冒頭の盤渉調を巡る即興から。

www.youtube.com

一番手前の中村香奈子さんが奏しているのは「排簫」という楽器で、東大寺正倉院に宝物として収められていたものを近年復元楽器として新たに作ったものです。雅楽の伝統の中では演奏されませんが、東洋のパンフルートと呼べそうな、とても美しい音色の楽器です。雅楽において冬の調子であり、西洋音楽のシの音を中心にした音の巡りの「盤渉調(ばんしきちょう)」による即興演奏をしてみました。新春ということで、冬から春への時の巡りをイメージしております。

 

www.youtube.com

次に雅楽古典の「双調調子(そうじょうちょうし)〜舞立 春庭楽(まいだち しゅんていらく)」を。双調はソの音を中心とした春の調子で、その場を双調の雰囲気に整えるために奏されます。舞のある曲で、古来宮中において立太子の式、春の節会の際に舞われていました。四人舞で、花が閉じたり開いたりする様のような、優雅な手のある舞です。おそらく、わたくしが古典で一番好きな曲かもしれません。。双調の曲は、ほんとうに春の精気のようなものがふわっと香ってくるような気がいたします。

2/19【邦楽即興プロジェクト】

演奏のお知らせ

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邦楽即興プロジェクト

4 performances
12 artists
music, dance, visuals, shodo

2017年2月19日(日)
open + gallery: 15:00、start: 16:00
前売: ¥2500、当日: ¥2800(1ドリンク付)
場所:絵空箱
http://esorabako.com/access.html

*** 

もう今週末ですが、邦楽の演奏家が多数参加する演奏会に参加します。

ベテランの演奏家の方もたくさん出演されるので、とても楽しみにしています。

邦楽器の魅力は、「響き」そのものが音楽になってしまうようなところにあると思うのですが、その感じを存分に楽しんでいただけると思います。

詳しくは下記のFacebookのイベントページもご覧ください。ご来場をお待ちしております!

https://www.facebook.com/events/1759630467695963

「紅無」「白狐」を書く/奏でる 大杉弘子(書)×大塚惇平(笙)×中村香奈子(笛)

演奏ご報告 活動について

www.youtube.com

先月1月16日に静岡のグランシップで行われた、「アートマネジメント人材育成のためのワークショップ100 報告と体験」にて行われたパフォーマンス

「紅無」「白狐」を書く/奏でる
大杉弘子(書)×大塚惇平(笙)×中村香奈子(笛)

の抜粋をyoutubeにアップしました。よろしければご覧くださいませ。

能というお題、と、この三人でのパフォーマンスということがあいまって、なかなかハイパーな空間になったような気がします。以下、少し長いですがパフォーマンスに寄せて書いた文章も併載します。こちらもご興味がありましたら是非どうぞ。インプロヴィゼーションの表現行為へ近づく少しでも手がかりになれば。

*******

今回演奏する楽器は、雅楽で用いられる「笙」と「龍笛」、そして「石笛」です。笙の響きは鳳凰の鳴き声、龍笛は龍の声を模していると伝えられています。石笛は、穴の空いた自然石をそのままそうするもので、雅楽を遡る太古の時代から奏でられてきたようです。能で用いられる能管のヒシギの音に似ているようにも聞こえます。

この企画は、グランシップでまもなく上演される、静岡能との繋がりもテーマと伺っています。能と雅楽…今でこそ全く異なるジャンルですが、どちらも目に見えない「なにか」をあつかう芸能といえましょう。霊や神仏、そして自然に向けた人々の祈り…あるいはそのような大げさなものでなくとも、日々の生活や、季節の移り変わりの中にある、微かな雰囲気や微妙なニュアンス…そういった言葉になりにくい「なにか」を、日本人は繊細に感じてきたのかもしれません。

日本の芸能は古来より「型」を大切にしてきました。雅楽においても、古典曲の演奏ではそのことが高いレベルで求められています。今回の演奏では、そのような「型」によって培われた音への思いが、現代書の実演と結ばれることで、どのように揺れ動くのかとても楽しみにしています。ご来場のみなさまには書と雅楽との出会い、それぞれの中での古と今との対話、その場から立ちあらわれてくる「なにか」を、私たちと一緒に探していただければ幸いです。 大塚惇平

どさくさに紛れて・・

活動について

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今月発売のソトコトの、居間シアターさん特集のどさくさに紛れています。HAGISOでのあけまし荘の時の。あんま普段自分しない顔してんなあ…ケイオス感が居間シアターらしいですね。

時々ご一緒している居間シアターさんがけっこう大きく特集されています。とても面白く、かつ大事なことをされているユニットだと思いますので、ぜひこれを機にご高覧を。

特集に北本のアトリエハウスも載っており。懐かしい!

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