楽記

笙 うた 奏者 大塚惇平のブログです。

ありがとうございました/Essence of Japanese in Waterras ~雅楽を奏でる「笙・龍笛」~

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先日のワテラスコモンでのレクチャー&ワークショップ「Essence of Japanese in Waterras ~雅楽を奏でる「笙・龍笛」~」ですが、無事終了いたしました。お陰さまで多くの方にご参加いただけました。どうもありがとうございました!

まずはまず初めに、夏の調子である、黄鐘調音取、黄鐘調越殿楽を演奏。前半45分、雅楽とは何か?についての映像、画像を交えつつのお話、後半45分に龍笛、笙のチームに別れての体験ワークショップとなりました。

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同じく講師の笛奏者中村香奈子さんが前日のしつらえ講座にてしつらえたお花がちょうど五行を表していて、講座に文字通り花を添えていただきました。中村さんから色々お話を聞かせていただけたのもとても貴重でしたね!

体験ワークショップは笙、龍笛の音色を体感として感じていただけかと思います。なかなか触れる機会の希少な雅楽の楽器との触れ合いを楽しんでいただけたようで何よりでした。

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参加者の方とお話しして改めて思ったのは、雅楽の楽器は「敷居が高い」「触れる機会がない」と感じている方が多いと同時に、「興味を持っているけれど何処から入ったらいいかわからない」方が多いということでした。

こういったところは普段から触れている人間には見えなくなりがちなところなんですけれど、今回すぐに講座の定員が埋まったところからも、雅楽に興味を持っている方はとても多いのではなかろうかと希望が持てる会でもありました。

僕自身改めて雅楽、古典の勉強を深めたいと思っています。
また開催する折には是非よろしくおねがいいたします!