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楽記

笙 うた 奏者 大塚惇平のブログです。

笙を通じて「聴くこと」に耳をひらく / そのための場作り思案

さて、カルチャーのお知らせをした後であれなのですが、

やはり、できれば教室を個人的にも開きたいなと。カルチャーはご縁ですしカルチャーならではの出会いもありますので、そちらも続けますが、

先日の原始感覚美術祭で感じたことがいろいろあって、やはり「音を聴く」ことのおもしろさ、価値を、笙を吹くこと、体感することを通じて知ってもらえることをやりたいと思っています。

笙の音を聴いてもらった感想として、「笙の音を聴いていると逆に周囲の環境の音が良く聴こえるような気がする」というものが多いです。

笙の音の指向性として、そういう部分があると思います。ジョンケージの笙のための楽曲one9もそういった笙の音の指向性がうまく出ているような気がします。

それだけでなくて、雅楽という伝統、笙の伝統の中には、現代人があまり意識を向けない「聴くこと」に対する叡智というか、蓄積がとてもあるように感じます。

伝統には、その伝統に携わった人間が「眼差してきた」「耳を傾けてきた」世界観が、長い年月をかけて、膨大な情報として蓄積されています。そこに、おもしろさがないわけがない、というか、そのおもしろさを実感しているから僕なんかは続けているわけです笑。

そういう音に対する感性が日本にはあるよ、ということを知ってもらえれば・・・と思っています。

というわけで。どんな場所で、どんな風にやっていったらよいか…ご教示いただける方がいらっしゃれば幸いでございます。一緒にやりたい、やってみたいという方がいらっしゃればなおさら。

なんとなく、アートの文脈に光があるように感じております。多方面に展開していけるような面白いことができれば!と。よろしくお願いします。