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楽記

笙 うた 奏者 大塚惇平のブログです。

カルチャーで笙を教えるということ

カルチャー大宮、一回目の講座がお陰様で無事終了しました◯

一般の雅楽会や、お稽古場も世の中にはたくさんあるのに、自分がカルチャーで、雅楽を、笙を教える意味ってなんだろう…と考えた時に、僕の場合、「響きとか、音の世界というのはとても奥深いということを知って欲しい」「そういうものが日本の伝統や、雅楽の中にあるということを知って欲しい」ということなのだと思います。

自分はいわゆる「邦楽の人」でも、「雅楽の人」でもないな…と思った時に、たぶん、現代の社会の中で自分みたいな人間が笙に惹かれ、続けているということ自体に文脈、意味があるのかなと思っています。それは、「そもそも響きってなんだろう」とか、「人間ってなんだろう」笑、っていうもっと大ぶりな地点かもしれません。

しかし、それも、今の先生や、雅楽の世界で活躍されている諸先輩方に恵まれているという、「雅楽の世界」との繋がりというベースがあるからこそ、立っていられる、立とうとすることのできる場所なのだと思います。そのことには本当にとても感謝しています。

僕は割と、ばーん、っと笙に衝撃的に笑、出会ってしまった、そして色々ありつつも(すごくとてもたくさん笑)続けてきたたちなので、そういう場所から、皆さんにシェアできることはたくさんあると思います。「境界」に立っているからこそ、通訳できることがたくさんあると思っています。

雅楽は、やってみて、分かることがたくさんあります。ほんとに。響きを実際に体感すること、その体感から、伝統ってこういうことかなあ、とか、人間ってこういうことかな笑、とか、発見がたくさんありますね。

特に、人間にとって「音体験」ってなんだろう、ということを考えた時に、笙はわりとユニバーサルな、普遍的な体験を与えてくれる楽器だと思っています。「伝統」にはそれだけの重みがあります。

・・・と、書ききれなくなるので、ぜひ皆さま笙を吹きに来てください。持ち帰りでの笙のレンタルも実施しております。個人的には、ぜひ身体表現をされている方や、アートの関係の方に体験していただきたいと思っています。詳しくは以下のリンクから。皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。(途中からの受講も可能です)

雅楽 笙を奏でる:よみうりカルチャー大宮:よみうりカルチャー(読売・日本テレビ文化センター)