楽記

笙 うた 奏者 大塚惇平のブログです。

「春をきく〜笙に聴く」ありがとうございました。

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先日のmaruchanでのライブ「春をきく〜笙に聴く」にお越しいただいたみなさま、どうもありがとうございました。なかなか、実験的な部分もある会だったと思いますが、何かしらお持ち帰りいただいていたなら幸いです。

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 共演いただいた佐藤公哉くんとは長い付き合いで、僕が笙を始める前、ヴォイスをやっていた頃からの知り合いです。今回、笙のための楽曲を一緒に作ったのですが、お互いにいろいろやってきた経験値から、ここはこうだよね的な感じでツーカー?な感じでできたことが嬉しかったですね。即興もとても楽しかったです。

ほんと、ありがたいことです。

笙に関しては、ほんと、やはり古典が究極だな・・・と感じることが多く、新しい試みって何?みたいな風に思うことはあるのですが、

民間の雅楽演奏家という、伝承から少し距離のある立場の人間だからこそ、感じられること、見えてくることがたくさんあり、そこを新たに活かしていくことをしたいなあ、と思っています。

民間の演奏家は、伝承の「型」の世界ではない、個人の演奏家という「個」で背負わなくてはならないしんどさも多分にあるのですが、そこも引き受けて・・・今後自分に何ができるのか、とても楽しみにしているところです。

また、みなさまにお会いできるのを楽しみにしております!

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