楽記

笙 うた 奏者 大塚惇平のブログです。

屋久島来島。

屋久島 いなか浜にて。 *** 屋久島に来て5日目です。 ちょっともろもろの一区切りをつけたかった、というのと、滞在制作という名目で笑、しばらくこちらにおります。 屋久島には屋久島は宮之浦にある、益救神社さんのご縁で何回も来ているのですが、今回…

笙を通じて「聴くこと」に耳をひらく / そのための場作り思案

さて、カルチャーのお知らせをした後であれなのですが、 やはり、できれば教室を個人的にも開きたいなと。カルチャーはご縁ですしカルチャーならではの出会いもありますので、そちらも続けますが、 先日の原始感覚美術祭で感じたことがいろいろあって、やは…

【10月期】よみうりカルチャー荻窪

カルチャー講座のご案内です。 4月期から大宮のよみうりカルチャーさんの方で講座を開設させていただいていましたが、生徒さんが皆東京から、笑、ということもあり、荻窪の同じくよみうりカルチャーさんの方で10月期から講座開設と相成りました。 東京で笙を…

信濃の国原始感覚美術祭2016 無事終了しました。

帰ってきてからバタバタで、ご報告が遅くなりました。「信濃の国 原始感覚美術祭」のオープニングでの演奏が、無事終わりました。 今回、分不相応にも、コントラバス奏者の齋藤徹さんにお声がけさせていただき、ご一緒させていただく事が叶いました。 「うみ…

HAGISOにてgood morning concert

昨日は谷中のHAGISOにてgood morning concertに出演させていただきてきました。久々こんなに早い時間に演奏させていただいたかもしれません(8:30~)。撮っていただいた写真を見てみたところ自分がほぼ柱になってますね笑。楽器との一体化が・・。久しぶりに…

信濃の国原始感覚美術祭2016ー地は語る、水のかたりべ

告知しよう、告知しようと思っていたらもう一ヶ月を切っております。。 長野県大町市、木崎湖で行われます、「信濃の国原始感覚美術祭2016ー地は語る、水のかたりべ」の8月7日、オープニングイベントに参加いたします。一番下に情報を貼り付けますが、詳しく…

今週末。7月9日。ゆうど、水巡です。

7月9日、ゆうどでの演奏会「水巡」、いよいよ今週末です。自分のプロフィールだけ載せてなかったので、いちおう。 ohtsukajumpei.hatenablog.com * 水俣病のことを書き綴った「苦界浄土」で有名な石牟礼道子さんの詩集「はにかみの国」をなんとなく読み返し…

Traveling Aloud 旅 うたいながら

7月17日、スイスのピアニスト、ジャック・ディミエールさんJacques Demierre - official siteと、齋藤徹さんTetsu Saitoh Travessiaとご一緒させていただきます。 僕は、7月17日、横濱エアジンです。他の邦楽の方々のラインナップもとても素晴らしいので、ぜ…

CHRIS WIESENDANGER Special New Project

スイスのピアニストで作曲家、CHRIS WIESENDANGERさんの日本でのプロジェクトに参加させていただきます。ひとまず7月13日、14日にライブをします。内容はオリジナルと即興です。共演させていただく方々が素晴らしいので、ぜひみなさん遊びにいらしてください…

7月9日 ゆうど 出演者プロフィール*1

7月9日、ゆうどでの演奏会「水巡」の出演者のプロフィールをアップします。今回の演奏会について、意気込み?的な感じで少しづつ書いていきたいと思います。 ohtsukajumpei.hatenablog.com * さて、今回の出演者、佐藤公哉くんとは、長い付き合いで、21才の…

現代邦楽団体オーラJ 第35回定期演奏会

オーラJの定期演奏会に助演させていただきます! もしよろしければ遊びにいらしてください。 私は「羽衣」に載ります。 * 現代邦楽団体オーラJ 第35回定期演奏会『再発見 邦楽器の魅力』 2016年7月1日(金)19:00開演(18:30開場) 渋谷区文化総合センター…

水巡 〜トンバク・笙・ヴィオラによる〜 映像をば。

さて、目白、ゆうどでの演奏会「水巡」、1ヶ月後くらいに迫ってまいりました。この3人での演奏は、僕にとっても特別な編成で、いろんな意味で原点かもしれません。先日のリハーサル時に映像を撮りました。ぜひみなさま遊びに来てくださませ。 www.youtube.…

2016.7.9. 水巡 〜トンバク・笙・ヴィオラによる〜

目白のギャラリー、ゆうどでの演奏会です。 ペルシャの打楽器奏者、蔡怜雄くん、表現hyogenを始め美術や演劇など様々な場所で活躍している、佐藤公哉くんを迎えての演奏会です。 会場のゆうどには井戸があります。「ゆうど」も古語で”湧き水”、”井戸”の意味…

5月14日 笙とトンバク 声のワーク

遅くなってしまいましたが、14日の声のワークショップの内容を決めました。 雅楽の中で伝えられてきた、宮廷の儀式歌謡の「神楽歌」の中から、「阿知女作法(あぢめのさほう)」の歌唱を体験していただき、その後、アメリカの作曲家ポーリン・オリヴェロスの…

西新宿カルチャープラザ 雅楽 笙を奏でる

もうひとつ、カルチャーセンターでの笙教室の開講です。ほんとに、「ザ・カルチャー」な感じですが、やることは変わらず笑、笙のお稽古です。西新宿なので、都内の方にもいらっしゃりやすいかと思います。 第2・4火曜日の午前10:30〜の講座です。こちらの…

笙とトンバク Live & Workshop 代々木上原 halo gallery

来月の演奏会のお知らせです。ペルシャの打楽器奏者、蔡怜雄くんとのデュオです。怜雄くんとは去年から少しずつ回数を重ねていて、二人でしかできない「即興」のかたちを育ててきています。あまり普段こういった?音楽を聞かない方にも好評だったりするのが…

カルチャーで笙を教えるということ

カルチャー大宮、一回目の講座がお陰様で無事終了しました◯ 一般の雅楽会や、お稽古場も世の中にはたくさんあるのに、自分がカルチャーで、雅楽を、笙を教える意味ってなんだろう…と考えた時に、僕の場合、「響きとか、音の世界というのはとても奥深いという…

「春をきく〜笙に聴く」ありがとうございました。

先日のmaruchanでのライブ「春をきく〜笙に聴く」にお越しいただいたみなさま、どうもありがとうございました。なかなか、実験的な部分もある会だったと思いますが、何かしらお持ち帰りいただいていたなら幸いです。 共演いただいた佐藤公哉くんとは長い付き…

「東京&静岡の作家合同展」 富士山展 Fuji-san! 〜遠景/近景〜

静岡でのイベントです。昨年東京にて行われた、静岡と東京のアーティストをむすぶ「富士山展 Fuji-san!」、4月に静岡市でも金座ボタニカで行われます。4月10日には18:00より、日下部泰生さんと、ライブドローイング×笙のパフォーマンスがあります。チャージ…

【再掲】よみうりカルチャー大宮 「雅楽 笙を奏でる」

再掲となりますが、来月の4月期から、よみうりカルチャー大宮にて笙の講座を始めます。3月30日には事前体験会あり、です。こちら単独での受講もありです。笙を始めてみたい方、もしくはお知り合いの方に拡散していただけると助かります◯大宮にて、みなさまに…

邦楽器と歌の調べ

来月の9日ですが、生田流箏曲の演奏家、村澤丈児さんの演奏会に出演します。自分には珍しく?邦楽らしい演奏会です。宮城道雄先生の箏、声楽、笙による曲を演奏します。笙の独奏もする予定です。チケットの取り扱いは、大塚の方でも承っておりますので、興味…

コノハナ茶会第十三華「春の里山 ヤマザクラ茶會」

昨年、宇都宮の京屋茶舗さんでの目黒公久さんの茶会に参加させていただいたご縁から、この度の4月23日の茶会にも参加させていただく運びとなりました。宇都宮の里山の中にある、ほんとうに素敵な場所です。宇都宮、餃子のイメージがまず浮かぶ方が多いかも…

カルチャー関係の情報。

さて、カルチャー関係の情報の続きです。先日お伝えした、よみうりカルチャー大宮の教室の事前体験会ですが、 * 3月30日 19:00~20:30 事前体験会 1,080円 教材費500円 となります。詳細・お申し込みは、よみうりカルチャー大宮のwebサイトにて。ひとまず、…

【ライブ】春をきく〜笙に聴く

3月26日、駒込のmaruchanでライブをします!自分のソロと、表現hyogenの佐藤公哉君を迎えてのデュオです。ソロは、笙の古典曲からインプロ、歌、そして佐藤公哉君作曲による笙のソロ曲の演奏も予定しています。また、公哉君とのデュオは久しぶりなので、こち…

よみうりカルチャー大宮・笙の個人レッスン

さて、この度、4月期から大宮のよみうりカルチャーにて、笙の講師をさせていただくことになりました。笙をやってみたい、という方、レンタルの楽器もございますので、これを機に、初めてみてはいかがでしょうか??3月30日に体験会も予定しておりますので、…

笙 トンバク プルサルテリ LIVE 立川 あちゃ

さいきんとみに忙しく、ブログなど全然更新できていないのですが、私2月4日から、東京に引っ越してまいりました。東京の皆様、今後ともよろしくお願いいたします。さて、日程が迫っておりますが、ライブのお知らせです。この前もご一緒した、ペルシャ打楽器…

「洞窟で聴く笙とトンバク」ありがとうございました!

1月31日の「洞窟で聴く笙とトンバク」、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!ワークショップではフレームドラムを叩き、朗詠「嘉辰」を歌っていただくという、短時間にもかかわらず盛りだくさんの内容でしたが、少しでも伝統音楽のエッセンスをお…

今週末、31日、ライブ。

今週末の、日曜日です。ペルシャ音楽奏者、蔡怜雄さんとのデュオ。 ohtsukajumpei.hatenablog.com とっても久しぶりに、かつてのヴォイスの師から勧められた本で、インドの音楽家ハズラト・イナーヤト・ハーン著の「音の神秘ー生命は音楽を奏でる」をパラ見…

朗詠「嘉辰」のこと。

さて、次回の演奏会で行うワークショップで、皆さんに雅楽の歌物、朗詠の「嘉辰」を歌っていただこうと思っているのですが、その嘉辰について、少し書いておこうと思います。 ohtsukajumpei.hatenablog.com 朗詠というのは、平安時代の貴族が、外来の漢詩に…

笙にまつわる、鳳凰のイメージ。

さて、少し前から、笙という楽器について、皆さんにお願いしたりしていろいろと資料を集めていたりしたのですが、そろそろ(!)それらについて、ちょっとずつ、自分なりの笙についてのイメージをまとめてみようかなと思っています。ひとまず、自分の考えを…

お正月の読書と映画。

田口ランディの「オクターブ」が実家に転がっていたので、読む。しかもアーティストの田中紗樹さんの描いたブックカバーで読む。よしもとばななの「マリカの永い夜」も最近久しぶりに読み返したので、舞台がバリ島つながりだ。 ・・・その「オクターブ」の中…

洞窟で聴く笙とトンバク Live & Workshop

明けましておめでとうございます!ということで、新年の抱負的なものはまた後日?ということにして、新年一発目の企画、昨年の10月に原宿のMOMINOKI HOUSEにて演奏した蔡怜雄くんとの演奏会のお知らせです。今回は、雅楽とペルシャ音楽のワークショップつき…

シルクロード的なもの、というと華厳。と、インドラの網。

来年またトンバクの蔡怜雄さんとライブをすることになり、それと薬師寺の別院さんで演奏することが決まったので、何かシルクロード的なものを、と思い、華厳経に触れ直してみる。原典に触れたい(最近テクストそのものに触れることの意味、素晴らしさを痛感…

動画アップしました。。

先日、静岡県は島田市の古民家ギャラリー、「ギャラリー陶」さんにて撮影をさせていただきました。音に関して、不本意な点もありますが、ひとまず、、。笙という楽器について知っていただければ。よろしければご覧くださいませ。惇 www.youtube.com www.yout…

日中韓芸術祭にて。

さて、久しぶりの投稿です。。12月の前半が忙しかったりなんだりで、冬至を過ぎてようやく落ち着きました。 先日の19日、延期になっていた日中韓芸術祭が中国の青島にて行われ、ダンサーで振付家の平山素子さんの新作、「やおよろず」に出演してまいりました…

出雲からイスラムへ。

出雲大社にて、出演者みなさんと共に。 *** さて、久しぶりの更新となりました。 先日、あめつち〜神迎前夜ライブ〜 | Facebookに出演するため、島根県は出雲に行ってまいりました。仕事柄、と申しますか、わりと各地のお宮さんにお邪魔することは多いの…

11月の予定。。

写真は初冠雪の富士山をバックに笑。11月の予定をお送りします。 * 11月4日(火)お昼頃 丹生都比売神社 奉納演奏大塚個人の私的なご奉納です。 11月14日(土)15:00〜 阿佐ヶ谷温室美術館 阿佐ヶ谷アートフォレスト2015 雪雄子舞踏「鵲草」×杉原信幸×大…

「大地窯展」−若者たちと大地窯の出会いによる作品展−

今度の日曜、陶芸家ヴェロニカ・シュトラッサーさんの個展にて、西井夕紀子さんとライブ演奏をします!是非みなさんおいでください。ヴェロニカさんは、いまという時代に、とても大切なことをされている作家だと思います。ヴェロニカさんのうつわをぜひいろ…

雅楽の「コトバ」*3

前回、雅楽にハーモニーの概念がないこと、その「コトバ」的な側面…について僕なりの感性で書いてみました。 さて、また角田博士のお話に戻りますが、角田博士によれば、日本音楽は「言葉」であって、言葉に合わせて楽器が発達してきていると言います。こち…

トンバクと笙 投げ銭LIVE

Torus vil.などで何回かご一緒させていただいている、ペルシャの打楽器奏者の蔡怜雄君との、即興を中心とした演奏会です。何度かご一緒させていただいているのですが、さしでやらせていただくのは初めてです。 ぜったい、おもしろくなるという根拠のない自信…

小さな声 大きな声

龍くんの車で御殿場へ向かう、その車内から 富士山、夕焼け *** 先日、友人たちとささやかに行われている読書会で、「老子」を読みました。そのことと、先日和琴について書いたこととで、少し思い出すことがありました。 小さい微細な音に耳を澄ますこと…

雅楽の「コトバ」*2

前回の続き。角田博士の、「日本人は自然音や、日本に元からあった伝統的な音楽を言語的に処理する」という説から、私が腑に落ちるなあ、と思うことについて、書いてみたいと思います。 私は、雅楽の古典を演奏するときの感覚と、五線譜で書かれた、「西洋的…

中秋の名月 雅楽 投げ銭LIVE

最近、字ばっかりの投稿でしたが、演奏のお知らせをば。篳篥と笙の投げ銭LIVEのお知らせです。こういう形で篳篥や笙の音色を聞ける機会、あまりないと思いますので、ご飯食べがてらぜひ遊びに来てください。中秋の名月、貴族たちは船遊びとかしていたみたい…

雅楽の「コトバ」*1

前に、和琴について*2で「コト」という言葉について、「コト=言=事=琴」と考えられるような相関関係が面白いなあと書いてみたのですが、それに関連して、最近またちょっと面白いなと思ったことがあるので、書いてみます。 <a href="http://ohtsukajumpei.hatenablog.com/entry/2015/09/03/100010" data-mce-href="http://ohtsukajumpei.hatenablog.com/entry/2015/09/03/100010">和琴について*2 「コト」の</a>…

子どもたちのこと。

先日、テレビで9月1日の始業式を前に子どもたちの自殺が増えるというニュースを見ました。 わりと、自分の中で子どもたちのために、あるいは子どもたちと共に何かしたいという思いがすごくあって、いまも思っています。 一応わたくしは笙の奏者ということ…

「とこにわ」のこと

今日は、静岡某所の滝にて笙の録音をしてきました。 滝のホワイトノイズの中から笙の音が立ち上がるようにしたく、いろいろ試みました。うまくいっていることを祈り。 さて、以前、笙の野外録音CD「とこにわ」を、仮のかたちながら作成したのですが、そのコ…

和琴について*3 トンコリのこと

和琴シリーズの最終回です。 前回までで、和琴の前身である「コト」は、かつて弥生時代の共同体の中で、シャーマンが祭祀の中で使っていたものではないか、ということを書きました。そういったことが、今も和琴という楽器の奏法、性質に関係しているのではな…

和琴について*2 「コト」のこと

前回からの続きです。 そもそも、和琴、わごん、というのは、音読みで、こういった楽器のことは、琴「コト」と言いますよね?そもそも、「コト」という言葉は、弦楽器全体をさす和語で、後に琴や箏という字が当てられるようになったという経緯があります。だ…

和琴について*1 登呂遺跡のこと

先日の古代歌謡の会を終えて、改めて和琴のことが気になってきたので、なんとなく、今自分がこの和琴に対して感じているイメージを書いてみます。 和琴は、御神楽などの宮中祭祀で用いられる神楽笛とともに日本古来の楽器であるとされています。倭琴、日本琴…

古代歌謡と唐楽の夕べ、無事終了しました。

さる8月30日、無事MOMINOKI HOUSEでの「古代歌謡と唐楽の夕べ」演奏会、お陰様で盛況のうちに終えることができました!自然食レストランで古代歌謡という雅楽の中でもあまり知られていないジャンルをするという、、なかなかない試みでした。 朗詠をみなさ…