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楽記

笙 うた 奏者 大塚惇平のブログです。

朗詠「嘉辰」のこと。

さて、次回の演奏会で行うワークショップで、皆さんに雅楽の歌物、朗詠の「嘉辰」を歌っていただこうと思っているのですが、その嘉辰について、少し書いておこうと思います。 ohtsukajumpei.hatenablog.com 朗詠というのは、平安時代の貴族が、外来の漢詩に…

笙にまつわる、鳳凰のイメージ。

さて、少し前から、笙という楽器について、皆さんにお願いしたりしていろいろと資料を集めていたりしたのですが、そろそろ(!)それらについて、ちょっとずつ、自分なりの笙についてのイメージをまとめてみようかなと思っています。ひとまず、自分の考えを…

雅楽の「コトバ」*3

前回、雅楽にハーモニーの概念がないこと、その「コトバ」的な側面…について僕なりの感性で書いてみました。 さて、また角田博士のお話に戻りますが、角田博士によれば、日本音楽は「言葉」であって、言葉に合わせて楽器が発達してきていると言います。こち…

雅楽の「コトバ」*2

前回の続き。角田博士の、「日本人は自然音や、日本に元からあった伝統的な音楽を言語的に処理する」という説から、私が腑に落ちるなあ、と思うことについて、書いてみたいと思います。 私は、雅楽の古典を演奏するときの感覚と、五線譜で書かれた、「西洋的…

雅楽の「コトバ」*1

前に、和琴について*2で「コト」という言葉について、「コト=言=事=琴」と考えられるような相関関係が面白いなあと書いてみたのですが、それに関連して、最近またちょっと面白いなと思ったことがあるので、書いてみます。 <a href="http://ohtsukajumpei.hatenablog.com/entry/2015/09/03/100010" data-mce-href="http://ohtsukajumpei.hatenablog.com/entry/2015/09/03/100010">和琴について*2 「コト」の</a>…

和琴について*1 登呂遺跡のこと

先日の古代歌謡の会を終えて、改めて和琴のことが気になってきたので、なんとなく、今自分がこの和琴に対して感じているイメージを書いてみます。 和琴は、御神楽などの宮中祭祀で用いられる神楽笛とともに日本古来の楽器であるとされています。倭琴、日本琴…

東遊〜駿河歌のこと

書く書くといいながら、だいぶ間が空いてしまいました。思えば、書きたいことはいろいろあるのですが、ちょっと無精になっておりました…毎回重いので、軽くさらさらと。いろいろ書きたいことを書ければ。 さて、先日の雅楽講座のご報告も書きたいんですが。…

雅楽についての、つれづれ

さて、雅楽の講座の日程も近づいてきましたので、すこし、自分が雅楽について思うことを書いてみたいと思います。 日本の伝統文化・雅楽とは? 〜雅楽の基本を知る講座〜 - 楽記ohtsukajumpei.hatenablog.com 僕が雅楽の世界に入るきっかけとなったのは、だ…