楽記

笙 うた 奏者 大塚惇平のブログです。

思うこと 感じること

成熟と未熟。

仲野麻紀さんのopen radioを聴きながら笙の洗い調律なぞをしとるわけですが、この音楽文化の成熟したありようはいかがなものでしょうぞ…自分の未熟さが照らし出される訳ですが、、、 雅楽、笙、ひいては日本の「伝統」の世界というのは、やはり「明治維新」…

植物が芽吹くように。

永田カビの「一人交換日記」が再開している。僕は永田カビさんのファンなのですが、 comic.pixiv.net こういう切実で、大切な(おこがましいけれども「愛おしい」と思える)人間一人一人の営みがある中で、「個」の力ではどうしようもなく大きな社会レベル、…

「響きあう」世界の先に。

ようやく身体のこととか、色々と落ち着いてきて、これから旅を続けるにあたって、自分にとっていちばん大事なことってなんだろう?ということを考えています。自分が笙の響きの世界を通して在りたい世界、伝えたいことはなんだろう?と。長文ですがもしよろ…

「ディザインズ 2」感想。。

漫画二点。五十嵐大介の「ディザインズ 2」と市川春子の「宝石の国 7」を。 五十嵐大介は「海獣の子供たち」が、えあ〜、という感じだったので期待はなかったのですが知人に勧められ。が、割と好きでした。人間と動物の遺伝子を掛け合わせた「ヒューマナイ…

多くの眼差しの集積として。

フランス在住のサックス奏者仲野麻紀さんのインタビュー。前々からファンなのですが、うーん、やっぱり憧れるなあ。「私」と「あなた」は絶対的に違う。けれど、その集積から世界は成り立っている。一人の人間の中に多様性がある…。 dokushojin.com同じよう…

4/1 齋藤徹ワークショップ 感想を。

少し前になってしまいましたが、コントラバス奏者、齋藤徹氏の連続ワークショップの初日、未熟ながら感想を描いてみました(私もほんの少し、サポートで入らせていただきましたが、こちらはワークショップ運営側としての総意ではなく、一参加者としての個人…

笙の演奏について 雑感①

先日イランの打楽器奏者の蔡怜雄くんと映像を撮りまして、また、近々にミニアルバムのようなものをリリースできそうです。しばしお待ち下さいませ。 で、作曲について雑感。私は何回か「作曲」を試みてきたのですが、なかなかできない、というか、モチベーシ…

屋久島スピジャニ その2 エビスのこと

屋久島スピリチュアルジャーニーの続きをば。前回の滞在で感じたことを順を追って少しづつ。 今回の滞在は屋久島の益救神社の宮司さんの弟さんのお取り計らいで、弟さんの経営するグァバ農園の山小屋に一週間ほど滞在させていただくことになったのでした。そ…

屋久島スピリチュアルジャーニー その1

「スピリチュアル」という言葉は好きではないのですが、どうしても今の時代、「スピリチュアル」という言葉でしか名指せないものがあると思います。「宗教」でも、「信仰」でもなく・・・それなりに毒のある言葉ですが、あえて「スピリチュアル」という言葉…

田口ランディさんのことなど。

note.mu 最近田口ランディさんのSpiritual magazine「ヌー!」を読んでいます。ランディさんがスピリチュアルなものに本気で?取り組んでいるウェブマガジンのようです。 ランディさんが言うように、スピリチュアルなものに関して「なんかこうベタッとして気…

「スピリチュアリティー」のこと

屋久島 宮之浦岳山頂から永田岳(たぶん)を望む *** 屋久島での滞在を終え、東京に帰ってまいりました。なかなかに濃い体験でございました。 永田の山小屋に篭った後、島の南の、尾の間集落に滞在しました。こちらはうって変わって南国ムード、毎日色々…

屋久島来島。

屋久島 いなか浜にて。 *** 屋久島に来て5日目です。 ちょっともろもろの一区切りをつけたかった、というのと、滞在制作という名目で笑、しばらくこちらにおります。 屋久島には屋久島は宮之浦にある、益救神社さんのご縁で何回も来ているのですが、今回…

今週末。7月9日。ゆうど、水巡です。

7月9日、ゆうどでの演奏会「水巡」、いよいよ今週末です。自分のプロフィールだけ載せてなかったので、いちおう。 ohtsukajumpei.hatenablog.com * 水俣病のことを書き綴った「苦界浄土」で有名な石牟礼道子さんの詩集「はにかみの国」をなんとなく読み返し…

お正月の読書と映画。

田口ランディの「オクターブ」が実家に転がっていたので、読む。しかもアーティストの田中紗樹さんの描いたブックカバーで読む。よしもとばななの「マリカの永い夜」も最近久しぶりに読み返したので、舞台がバリ島つながりだ。 ・・・その「オクターブ」の中…

シルクロード的なもの、というと華厳。と、インドラの網。

来年またトンバクの蔡怜雄さんとライブをすることになり、それと薬師寺の別院さんで演奏することが決まったので、何かシルクロード的なものを、と思い、華厳経に触れ直してみる。原典に触れたい(最近テクストそのものに触れることの意味、素晴らしさを痛感…

出雲からイスラムへ。

出雲大社にて、出演者みなさんと共に。 *** さて、久しぶりの更新となりました。 先日、あめつち〜神迎前夜ライブ〜 | Facebookに出演するため、島根県は出雲に行ってまいりました。仕事柄、と申しますか、わりと各地のお宮さんにお邪魔することは多いの…

小さな声 大きな声

龍くんの車で御殿場へ向かう、その車内から 富士山、夕焼け *** 先日、友人たちとささやかに行われている読書会で、「老子」を読みました。そのことと、先日和琴について書いたこととで、少し思い出すことがありました。 小さい微細な音に耳を澄ますこと…

子どもたちのこと。

先日、テレビで9月1日の始業式を前に子どもたちの自殺が増えるというニュースを見ました。 わりと、自分の中で子どもたちのために、あるいは子どもたちと共に何かしたいという思いがすごくあって、いまも思っています。 一応わたくしは笙の奏者ということ…

北本のこと。

埼玉県北本市 自宅前の闇✳︎✳︎✳︎埼玉県北本市に引っ越してきてほぼ丸1年になります。北本、というとたいていの人はわからないのですが、高崎線で大宮から5駅先ですね。さてさて、その北本からこの五月末に引っ越すことになりましたので、ちょっと、北本に捧…

雅楽の講座。

*** 昨日は大塚たくあん食堂にて、雅楽の講座と、演奏をさせていただきました。 ちょくちょく、演奏のときなどに、雅楽についてのお話も交えたりさせていただいていたのですが、本格的に講座というかたちでやらせていただいたのは初めて。初めてでしたが…